こんにちは。最近、お客様からウッドショックの影響を聞かれることが多くなりました。

TVや新聞のニュースで取り上げられることも多くなり、関心を持つ人も多くなった気がします。

 

ウッドショックとは何なのか?ウッドショックの原因は?このへんのことを語った記事はたくさんありますので、

この記事では取り上げませんので、ご興味のある方は下記ニュース記事へのリンクをご参考ください。

 

★ウッドショックに関するニュース★

木材価格が高騰!?業界が震撼する「ウッドショック」とは? (o-uccino.com)

 

すごく簡単に説明すると

「アメリカや中国で木材需要が高まり値段が上昇。その結果、日本で木材が手に入りづらい状態が続いている」

ということを指します。

 

さて、これによって、これからお家を建てる人にどんな影響を受けるのでしょうか?

秋田県内での事例ではありませんが、実際他県ではすでに影響が出ているようです。

 

コロナ禍で価格高騰”ウッドショック” 新築よりリフォームに注力 広島の建設会社(テレビ新広島) – Yahoo!ニュース

記事で弊社が特に注目したのは下記の記載です。一部引用します。

 

【オールハウス・今村進吾常務】 「不足っていう部分だと10月ぐらいまでは続くだろうというふうな話では聞いてるんで。 『木がない』っていうことは『もう建てれない』という状況もゼロじゃないというかオールハウスは、月に4棟まで住宅を建設することができますが、今は、木材不足で月2棟に制限。販売価格も1割から2割ほど上昇しているといいます。 住宅の建設に加えて、賃貸の仲介や管理まで住宅にかかわるサービスをワンストップで提供するオールハウス。木材不足で住宅の建設を制限する一方で、リフォームは堅調です。

※上記URL記事内から引用。下線は弊社で記述。

 

まず住宅メーカーさんにとっての影響として出ているのは以下の2点です。

 

①10月くらいまで木材が不足している

②今は、月2棟に制限。販売価格も1割~2割ほど上昇。

 

木材不足と価格上昇というのがポイントのようです。

価格上昇という点でいうと、この記事を執筆している時点(2021/06/24)では

木材の価格上昇は一服感が出ています。

5月中に一時1700円を突破していましたが、ここ数日は約850円程度で落ち着います。

 

★材木価格 先物チャート

材木 | リアルタイムチャート (kinzoku.jp)

 

こうしたことから、価格が高騰して住宅の価格がどんどん上がっていくという展開を

それほど恐れる必要はないかもしれません。もちろん、注視していく必要がありますが。

 

むしろ、気にするべきは木材不足のほうでしょう。

家を建てる木材が不足するとなると、着工時期や完成時期が大幅に後ろ倒しされていく

可能性があります。5月完成予定だったのが8月完成になるなど。。。

 

お家を建てようという話になると、数年後という方が秋田は多いように思えます。

ただ、今後は望んでいる時期にお家が建たないということも十分想定されます。

 

ですので、余裕をもって可能な限り想定よりも前倒し寄りのスケジュールで進めていくことを

オススメします。

 

長文お読みいただきありがとうございました。